事業計画書を創ろう! ~実践編~

事業計画書は簡潔にわかりやすく書く

事業計画についての基本的な骨子ができあがったら、実際に事業計画書を作成してみましょう。ポイントは数値の裏付けとなる資料なども添えて、より計画に厚みをもたせることです。文章を作成する際にはできるだけ簡潔な言葉を使い、正確な資料や数字を使って完成させることも重要となります。

数字は表やグラフなどにして誰から見ても分かりやすいようにしましょう。表やグラフは伝えたい意図に合ったものにして、とにかく、見る人が分かりやすいように工夫すべきです。また、事業計画書の内容に関して質問が出てくることも想定したうえで、補助的な資料の用意もしておくべきです。

内容の確認

事業計画書の作成には経営や財務、会計の知識などが必要となります。これらの知識は会社設立をする際に実務的にも必要なものです。自分自身だけでは作成や精査が難しいと感じる部分は各種専門家と相談しながら進めるという手段もあります。経営については既に貨車経営をしている先輩などからアドバイスを受けても良いですし、中小企業診断士などの資格を持った専門家の力を借りても良いでしょう。財務・会計については公認会計士や税理士といった資格を持った専門家がいます。専門家に協力してもらう場合には手数料が掛かる場合もありますが、必要に応じてコストを掛けてでも、良い事業計画書を作成できるようにしましょう。そして、完成した計画書はできるだけ多くの人に見てもらい、不備がないかを指摘してもらいましょう。指摘部分には修正を入れ、完璧な計画書に仕上げていきましょう。

会社設立から廃業するまで必要な事業計画書

事業計画書は会社設立のために必要ですが、その後も必要となってきます。社会情勢、経済状況は日々変化しています。そういった外部環境の変化に応じて事業計画書も柔軟に変更していく必要があります。1年単位の短期計画や、3~5年の中長期計画などの作成は、会社設立後も随時、必要となっていきます。また、事業拡大、新事業開設を検討するような際には、特に事業計画書の再考が必要です。そのような場合には会社設立当初は考えていなかったプランになるので改めて検討すべき事項が多く出てくるものです。
また、資金繰り表、収支計画書なども会社がある限り常に必要となるものです。仮に事業拡大でなく事業縮小をする際など、経営がうまくいっていない場合にも、これらの計画書が必要になってきます。

パソコンを使って事業計画書を作る

事業計画書を作成し直したり、いくつかシミュレーションを作成したりする場合、パソコンで作成しておくと便利です。細かな数値の変更や修正も表計算ソフトで事業計画書を作っておけば簡単です。事業計画書の大元を一度作ってしまえば、あとは数字を入れかえるだけで良いので効率も良くなります。
事業計画書のテンプレートはインターネットで検索すると無償のものも見つかります。事業を立ち上げる時は、いろいろな業務が立て込むものです。そのため事業計画書の作成をする際に、深く考える時間は必要ですが作業部分にはできるだけ手間をかけないように進めるようにしましょう。そのためには最低限のパソコンのスキルは必須になります。もしパソコンの扱いが苦手であれば、まずはパソコンスキルを習得しましょう。

事業の成功の鍵は、「計画し、実行し、分析をする」ということの繰り返しです。最初の段階では時間がかかってしまうかもしれませんが、まずは最初に計画書をパソコンで作ってしまうことです。自動計算のシステムを入れておけば今後の省力化につながりますし、予算と実績の比較や経営分析などの計算もすぐに出来ます。経営分析の自動計算も取り入れ、経営の資料をすぐに完成するようにしておけばパーフェクトです。


 



会社設立@名古屋 責任者

衣川匡之