事業計画書を創ろう! ~準備編~

会社設立をする際に、どのような事業でも必要となるのは事業計画書です。事業計画書とは事業目的を明確にするとともに、その目的を達成するためのプランをどのように実現するかを文書化したものです。
今、自分が考えている事業プランを他の人たちに理解してもらうために必要となるものです。

事業計画書とは何か?

どのような業種でどのような事業プランで会社設立するかを決めたらまずは「事業計画書」を書きます。そうすることで自分自身の考えをより具体的な形にしていきます。一度文書にすることで、自分でも事業プランの内容を客観視することができます。また、実際に会社設立をしたあとに何度でも見直すことのできる事業の設計図ともいえます。
事業計画書は日本政策金融公庫などの金融機関に融資を申し込む場合に必要となります。また、今後取引をしようと考えている企業への提出資料として有用です。事業内容はできる限り具体的に書き、自分が見てわかりやすいというだけではなく、他人が見てもひと目で事業プランの内容が分かるようなものにしましょう。事業計画書はとても大事なものですので、細心の注意を払って不備なく完成させることを目標にしましょう。

思いの具現化をする

計画書の作成では、文章の基本でもある5W1Hに沿って書きましょう。つまり「なぜ(WHY)、なにを(WHAT)、どこで(WHERE)、いつ(WHEN)、だれが(WHO)、どのように(HOW)」をはっきり明記することが重要だということです。なぜこの事業を行うのか、何を売るのか、どこで売るのか、いつ頃か、どのくらい資金でどのくらいの売上を見込んでいるか、などをじっくりと考えたうえで書面にしましょう。特にここで最も重要なのは「なぜ(WHY))の部分です。成功している人たちは事業に対する動機づけや目的をきちんと持っているものです。目的が明確であれば、事業もブレることなく、成功に近づいていくことでしょう。

作成する際の注意点

事業計画書には以下の項目を書きましょう。

1、事業の目的


なぜその事業をスタートさせるのか?その事業の必要性はどこにあるのか?事業の理念はどんなものなのか?などを明示します。ただし、一番大切なのは「どうやって利益を得るか?」ということを明示することです。

2、事業の内容

客層のターゲットは?何を売って儲けるのか?どんなサービスを提供するのか?などを具体的に記載していきます。事業の特徴を書くと同時に競合他社との違いや競合他社に対してどのような優位性を持っているのか?を示すことが重要となります。

3、市場の状況

マーケットの現状、特徴、競合の情報、成長性などについて、さまざまなデータを用いて分析する必要があります。それらを分かりやすく書面にまとめていきます。

4、経営の計画

設備投資についての計画、仕入元・仕入金額等についての計画、販売先・販売金額等についての計画、人事面・組織面での計画などを記載していきます。総合的に考えて事業が継続できる計画であることを記します。それぞれにかかる費用などもしっかりと算出して、より具体的に提示する必要があります。

5、資金調達計画

店舗や事務所が事業の場合は、賃貸借契約をするために必要な費用や、内装やリフォームに掛かる費用を算定します。その他、会社設立時に必要な資金(イニシャルコスト)から、会社設立後の運転資金(ランニングコスト)まで、全てを網羅して考える必要があります。それを踏まえて投入する自己資金と不足する資金の調達先について具体的に記します。

6、損益、収支の計画

売上や仕入、その他の必要経費についての計画を記載していきます。その他の経費には店舗・事務所の家賃や人件費や交通費、通信費、消耗品費などが含まれます。またそういった収支計画だけでなく、お金の出入り(キャッシュフロー、資金繰り)に関する計画までを記します。

 



会社設立@名古屋 責任者

衣川匡之