名古屋で会社設立をした後の手続き

会社設立の登記が完了した後にも手続や届出書の提出が必要です。
今回は、社会保険関係の手続や届出書のご紹介をさせて頂きます。

まず、社会保険とは主に健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険の4つのことをいいます。
そして、社会保険の加入は下記のように義務付けられています。

①健康保険:社員は原則加入義務があります。パートでも常用的な雇用なら加入が義務づけられます。

②厚生年金保険:社員は原則加入義務があります。パートでも常用的な雇用なら加入が義務づけられます。

③雇用保険:社員は原則加入義務があります。法人の代表者など役員は加入出来ません。  

④労災保険:従業員を雇用した時点で必ず加入しなければなりません。
(労災保険は他の社会保険と違い被保険者という概念が無く、従業員を雇った会社は全従業員を包括的に加入させなければなりません。)


会社設立時は従業員がおらず役員のみの場合が多いと思います。しかし役員が一人の会社でも健康保険と厚生年金保険の加入義務があり手続きが必要です。
また、会社設立時に労働者を雇用する場合には、労災保険と雇用保険の加入義務があり手続きが必要です。

健康保険・厚生年金保険に関する手続きは年金事務所で、労災保険に関する手続きは労働基準監督署で、雇用保険に関する手続きはハローワークで行うことになります。


年金事務所で行う手続き

年金事務所に提出する書類は、下記の4つです。

①健康保険・厚生年金保険新規適用届
②健康保険・厚生年金保険新規適用事業所現況書
③健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届
④健康保険被扶養者(異動)届

これらの書類は、会社設立の日から5日以内に提出しなければなりません。

名古屋市には、大曽根・中村・熱田・笠寺・名古屋北・名古屋西・鶴舞・昭和の8カ所の年金事務所があります。それぞれの所轄の年金事務所にて手続きを行うことになります。


労働基準監督署で行う手続き

労働基準監督署に提出する書類は、下記の2つです。

①労働保険関係成立届
②労働保険概算保険料申告書

上記①は雇用の日から10日以内、上記②は雇用の日から50日以内に提出しなければなりません。

名古屋市には、名古屋北・名古屋東・名古屋南・名古屋西の4カ所の労働基準監督署があります。それぞれの所轄の労働基準監督署にて手続きを行うことになります。


ハローワークで行う手続き

ハローワークに提出する書類は、下記の2つです。

①雇用保険適用事業所設置届
②雇用保険被保険者資格取得届

上記①は雇用日から10日以内、上記②は採用した翌月の10日までに提出する必要があります。
なお、ハローワークで届出する際に労働基準監督署に提出した書類が必要になりますから、労働基準監督署で先に手続きを済ませましょう。

名古屋市には、名古屋中・名古屋南・名古屋東の3カ所のハローワークがあります。それぞれの管轄のハローワークにて手続きを行うことになります。

上記のように会社設立後、役所等に届出をする際には、それぞれ添付書類や提出期限が決まっていますので、見落とさないように注意しましょう。会社設立後の手続きの詳細については、それぞれの役所等のホームページで確認できます。また、これらの書類はそれぞれの窓口まで行くか、ホームページからもダウンロードが可能です。

厚生年金に加入すると、国民年金よりも多くの年金を受け取ることができます。さらに社会保険に加入することで従業員も安心して働くことができるので、いい人材に巡り合える可能性も高まると思います。

ホームページには記入例などの記載もありますが、不安な場合は窓口に問合せをするか、専門家にご相談ください。

名古屋での会社設立をお考えの方は是非、会社設立@名古屋までご一報を!

 

会社設立@名古屋 

稲垣敬洋