TQC(てい一きゅ一し一)

製造活動のみならず,組織内のあらゆる活動をその対象とし,トップ・マネジメントから現場の従業員まで巻き込んだ,全員参加による品質管理活動です。
TQCは,TotalQualityCon-tro王の略称で、全社的品質管理ないしは総合的品質管理と訳されます。
こうした近代的な品質管理は,1920年代にアメリカで提唱されたさまざまな統計的品質管理の手法を出発点としています。
1950年代にデミングらにより日本に紹介された近代的品質管理手法は,1960年代以後,日本において独自の発展を遂げました。
それがTQCです。
品質管理活動に優れた企業を顕彰するデミング賞は1951年に創設されました。
当時紹介されたQC七つ道具やSQC手法に加えて,新QC七つ道具などのツールを活用しながら,QCサークルとよばれる小集団活動を通じた全員参加の品質管理活動を展開したことが,日本的品質管理活動としてのTQCの特徴です。
また,品質管理の目標が,不良品の排除から,顧客満足へと拡大していったのも大きな特徴です。