直接標準原価計算(ちょくせつひょうじゅんげんかけいさん)

直接標準原価計算は,原価管理に役立つ標準原価計算と利益管理に役立つ直接原価計算とが結合した原価計算であり,原価管理にも利益管理にも役立つ情報を提供するように創造された原価計算システムです。
直接材料費,直接労務費,変動間接費などの直接費は,事前に定められた製晶単位当たりの標準原価に基づいて原価管理をします。
これらの標準直接費を売上高から差し引いて限界利益が計算され,さらに固定費を期間原価として処理するという計算構造の特質を活用して,短期利益計画などの利益管理に利用します。
つまり直接標準原価計算は,直接原価計算の計画と意思決定に対する長所と,能率測定尺度としての標準原価計算の長所を結合し,原価管理と利益管理に有用な情報を提供するように創造された原価計算システムです。