中小会社監査(ちゅうしょうがいしゃかんさ)

中小会社は,大会社と比較して,「出資者=経営者」支配であること,内部統制の整備・機能状況が脆弱であること,経理能力が低いことなどの経営上の問題点を有しています。
そのため,アメリカ公認会計士協会の「小会社監査マニュアル」では,内部統制機構が整備されていないことから統制テストに代えてシステムズ・ウォークスルーを行い,限定された領域で会計業務機構の健全性の程度を評価したうえで,分析的手続に重点をおいた勘定残高テストを実施することが勧告されています。
アメリカの小会社監査では,システムズ・ウォークスルー・アプローチが最も効率的な監査アプローチとして定着しています。