19.定款の書き方

一般的に、定款の第1条は(商号)、第2条は(目的)です。

以下3・4・・と続きます。
第1項には、通常1をつけず、第2項以下の項には2・3・・・と番号をつけます。
用紙は、A4またはA3の二つ折になります。
パソコンやワープロで作成する場合の文字の大きさは11~12ポイントが良いでしょう。
手書きの場合は黒のボールペンか黒のペンを使用します。
定款の最後に、発起人全員が、住所、氏名を署名(記名)押印しますが、訂正がある場合に備えて、捨印も押しておきましょう。
印鑑は鮮明に押してください。
印影が薄くて定款認証が受けられない場合もあります。

定款作成にあたり以下の点に注意する必要があります。

(1)取締役会、監査役・会計参与設置の有無の記載

以前の株式会社では、取締役会及び取締役3名以上、監査役1名以上が必要でしたが、改正後の会社法では、株主総会と取締役1名だけでだいじょうぶです。
そのため、取締役会や監査役又は会計参与を設置した場合には、そのことを定款に記載する必要があります。
また、取締役会を設置する場合には、取締役3名以上、監査役又は会計参与1人以上が必要となってきます。

(2)役員の任期

会社法では、株式譲渡制限会社(非公開会社)であることを条件に、役員の任期を最長10年とすることができます。
しかし、安易に10年することはせず考えてから期間を設定しましょう。
身内だけを取締役にする場合には問題は生じにくいですが、普段は疎遠な親戚や知人などを取締役にする場合、仮に将来仲たがいをしたとしても原則として10年間その人を解任出来ないことがあるからです。
また、定款で役員の任期を定めない場合は原則の2年が適用されます。