60.資金繰りは社長の最も重要な仕事です

儲かっていてもお金が不足するということは珍しい話ではありません。

売上がすべて現金収入で、仕入や経費の支払いもすべて現金支払であれば、このような問題は生じませんが、現実にはそれはほぼ不可能です。
たとえば、取引先に商品を納入して請求書を発行したときに売上は計上されますが、その入金は通常1~2ヶ月後となります。
しかし、その商品の仕入に現金が必要な場合など、現金の不足という事態になります。

支払うべき日にお金がない事を「資金ショート」と言います。

資金ショートを起こさない為には、支払うべき日と金額を事前に把握しておくことが必要です。
そして、必要な資金をどこから調達するかを計画しなくてはならないのです。
この「資金繰り」が、社長の最重要課題となります。

売上が増加しているのに資金繰りが苦しくなる原因としては、

①商品の在庫が多すぎる

②大量の商品の返品があった

③売掛金が増えた

④取引先からの支払が滞っている

⑤新しく設備投資をした

⑥多額の納税をした、などがあります。

買掛金を期限までに支払えなかったり、振り出した手形が不渡りになったりすると、信用を失い会社の命取りになります。
計画的な資金繰りをし、相手とも交渉をし、新規融資も検討して、乗り越えたいものです。